2010年4月12日月曜日

allrounderが理想だが

何か一つ飛びぬけてできることがあっても他ができなければダメだと昔から感じている。なんでもソツなくできるのが大事。勉強だけできてもダメだし、運動だけできてもダメ。野球で言えば、走攻守揃ってないといけないということ。
医師の仕事としては、内科系であればどんなspecialistであってもある程度の総合内科医としてのgeneralな能力が必須と思うが、外科系はそうでもない。むしろspecialistとしての技量があればそれだけで良いとも思う。そう分かりつつもGeneral志向が強い自分は、レジデントとして外科、整形外科、脳神経外科を半年くらいずつ専攻するという選択肢も考えたが、結局やめた。一つのことを極めながらでも他のことに手が出せなくもないし。自分の場合、別に頭にだけ興味があるわけでもないし、馬鹿の一つ覚えになるつもりもない。骨にも腹にも内科にも興味はある。
ただ、手術、麻酔、重症患者の全身管理、救急外来、外傷、CV・挿管・気管切開といった基本的手技、カテなど、何においても長けてるのが脳外科医じゃないかと思って選んだだけのこと。

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