資格をとることの意味
初期研修が始まってから一年以上経ち、BLS、ACLS、PALS、JATECと受講してきた自分。月末にはTNT受講予定。
受講だけでも総額20万。教科書代、交通費、宿泊代、現地での遊び代など入れると30~40万くらいは使ったか。
なんのためにそこまで金と時間をかけてでも受講しているのか。
もちろん、勉強のため。
できない上級医を反面教師として、こんな無能な上級医には絶対になりたくないな、と思わざるを得ない自分の性格には感謝。おかげでモチベーションが保てる。
ただ、職業の特性として、医師の能力は患者の予後を左右しうるわけで、プロであるならある一定の水準は保つのは義務。それに、同じプロでもプロ野球界みたいに能力ない人間が即クビで仕事なし、なんていう厳しい世界なわけでもないんだから、それだけに努力しないことはやっぱり悪なんだろうと思う。
ところで、step beyond residentはやっぱり良い。研修医1年目にはやや高度、2年目にとっては難しすぎず、読み心地よい。しかもすぐに臨床に生かせる内容。エビデンスにしっかり触れられているのはありがたい。
外傷・外科の3巻、5巻だけしか持ってなかったが、全巻買ってしまった。オススメ。