2008年7月8日火曜日

研修医向けオススメ本

・「問題解決型 救急初期診療」
MRにもらった本。当直時に有用。
意外と評判はよくなかったりするが、これ以上に使いやすい本がなかなか無いのもまた事実。
当直時に毎回持っていってます。簡潔でよくまとまっていて良いと思うのだが・・・

・「輸液を学ぶ人のために」
分かりそうで分からない輸液。
輸液の基本について、看護師、看護学生が専門医に質問するという会話式で構成してあるのが特徴。まさに輸液のここがわからなかった、という数々の疑問が分かりやすく解説してある。
持ち運ぶようなものではないが、いわゆる読みものとしては最適。

・「カラーイラストでみる外科手術の基本―ILLUSTRATED BASIC SURGERY」
基本的外科手技はもちろん、一般的な手術器具についてその種類や目的まで解説してあるのが嬉しい。非常に分かりやすい本。

・「内科レジデントマニュアル」
ポケット本。病棟業務において基本的なことはだいたい載っている。この本に書き込んでいって、ボロボロになるまで勉強するのもいい。

・電子辞書
個人的には必須アイテムだと思う。
特に使うのは、「今日の治療薬」。わからない薬の名前を目にしたら即調べるべき。その時間短縮のために電子辞書がベスト。忘れたら覚えるまでまた何度でも調べる。
医学辞書としては南山堂>>>>>ステッドマンなので、南山堂の入ったものが良い。
論文を読むのに医学辞書や英和は便利。
PDAでも良いが、タッチパネル式がほとんどであるため扱いづらく、検索に時間がかかりがち。日本ではPDA用のいい医学ソフトが少ないのも難点。

・イヤーノート
研修医にとっても頼りになるのがイヤーノート。基本的知識の再確認にはやはり最適。